ものがたり観光行動学会のページは移動しました。
このたびものがたり観光行動学会のサイトが完成しました。今後は以下のアドレスで活動の紹介などをしてまいりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
100512
ものがたり観光シンポジウム
[フジヤマから瀬戸内へ] レポート
去る4月17日にWTCで行われたものがたり観光行動学会が主催するシンポジウム「フジヤマから瀬戸内へ」。約300人の方々にご参加いただき無事成功のうちにおわることができました。参加者ならびに関係者のみなさま、ありがとうございました。遅くなってしまいましたが当日の簡単なレポートをおおくりします。
このシンポジウムはそのタイトルにあるように、現在東京・富士山に偏っているインバウンド誘致PRに対し、幕末にシーボルトはじめ外国人が絶賛し歴史文化回廊の役割をはたした「瀬戸内」にも目を向けてもらいたいということを企図したものです。
記念講演をおこなった旅の文化研究所所長・神崎宣武さんは「海から景観を眺める視点がなくなり、瀬戸内沿岸はずたずたになった」とし、江戸末期に数多く記された紀行文を例に「当時の旅を追体験する船旅の復活」を訴えられていました。
基調講演をおこなってくださったのは奈良県立大学教授の西田正憲さん。文献や資料などをもとに「風土、過去との連続性から瀬戸内を見直すべき」「人間くさい風景こそが瀬戸内らしさ」と語ります。
パネルディスカッションでは本学会の加藤晃規副会長が「富士は『塔の思想』、瀬戸内は『広場の思想』と言える」と提起。神崎さんは「塔は一瞬でも評価できるが広場は時間をかけないと評価できない」と応じ、国道交通省海事局次長の大黒伊勢夫さんは「瀬戸内を目的地として開発するためには『物語』が必要だ」とされました。
最後に本学会の白幡洋三郎会長が「東西に長い瀬戸内の昼間を俯瞰する船がない(一般客が乗るフェリーなどは夜間航行がほとんど)。富士山に負けない価値を見いだすのは難しいが、『物語』という手段、行動の実践で昼間の船を学会で復活させたい」とシンポジウムを締めくくりました。
またシンポジウム当日の運営は、授業の一環として大阪千代田短期大学総合コミュニケーション学科観光コースの生徒たちが行いました。ご苦労さまでした。
091216
船旅アンケート
この夏、大阪千代田短期大学のオープンキャンパス時に主に高校3年生に向けて「船旅アンケート」を実施しました。
関西汽船さんの協力によって行ったこのアンケートは、その後、ものがたり観光行動学会・白幡洋三郎会長(国際日本文化研究センター教授)のアドバイスを得ながら取りまとめられました。内容的には、想像していた以上に興味深い結果が出ました。
先日、白幡会長にもご足労いただき、関西汽船さんにもこのアンケート結果を届けました。その席では、白幡会長から関西汽船に様々な提案がなされました。アンケート結果は、それらの提案の裏づけにもなりました。
当日は、大阪千代田短大の学生がアンケート結果の説明を行い関西汽船の専務らに手渡しました。これはその時の様子です。

白幡会長と学生から関西汽船専務らに手渡される「船旅アンケート」

アンケート結果を報告する学生たち
また、新聞紙面でも紹介されました。アンケート結果は大変、興味深い内容ですのでここに公開いたします。
最近では、なにかとネガティブな話題ばかりが目立つフェリー業界ですが、「物流業」の側面ではなく「観光資源」として捉えてみると、瀬戸内の船旅は世界的競争力を持っているように思えます。
国土交通大臣は、現在年間800万人の海外観光客を「早く3000万人に……」とコメントされていますが、そのために必要な政策的な決断は東海道新幹線で関西に入った海外旅客を「瀬戸内の船旅」で九州へ向かわせる仕掛けです。
人気のJRパス(外国人旅客が利用する新幹線も乗れるJRフリーチケット)で広島や姫路には旅するが、外国人の多くはそこから逆戻り。トンネルばかりの山陽新幹線だけでは旅情不足。西日本の魅力を語りかける手立てが決定的に不足しているのが現実です。
これは、「東京・富士山・新幹線」がワンセットで観光概念化し外国人旅客の「魅力」として定着しているのとは全く反対のマイナスの事実です。
ニッポン観光の「もうひとつの柱」……瀬戸内の船旅で九州へ! 国土交通大臣の海外旅客3000万人への夢は、このキーワードとう向き合うかにかかっていると思われます。
091008
ANATAから、あなたに
ものがたり観光行動学会・入会のご案内
ものがたり観光行動学会 Association for Narrative Tourism Actives(略称ANATA)が、2009年11月1日、正式に発足いたします。
この学会は、会員数が100名に達した時点で、日本学術会議への所定の登録を念頭しております。参加ご希望の方は[ものがたり観光行動学会:入会案内]をご覧ください。
091008
ものがたり観光行動学会関連・直近のプログラム
2009年11月7日(土) ちよだ南光亭
主催:大阪千代田短期大学・李ゼミ、後援:ものがたり観光行動学会で落語会を行います。この催しは大阪千代田短期大学観光コースの生徒たちが正規授業の一環として舞台のプロデュースと運営を行うというもの。とはいえ内容はあの「米朝事務所」の支援を受け、あの「桂南光さん」らに出演していただくというたいへん本格的な落語会となっています。会場は大阪千代田短期大学内ですが、どなたさまもご参加いただけますのでご興味のある方はぜひともお越しください。
詳細は[大阪千代田短期大学観光コース/「ちよだ南光亭」のご案内]をご覧ください。
2010年3月中旬〜4月にかけてのいずれかで企画調整中
瀬戸内の景観を楽しむクルージング「春の船旅」を企画中です。……ただし、現在は船の手配に悪戦苦闘中。なぜか?
世界最高といわれる多島美の瀬戸内ですが、長距離を行く「船旅」……実は、その全てが夜行便で、これらの船に乗っても景色・景観を充分には楽しめません。つまり、瀬戸内で「世界最高の景観を楽しむクルージング」を実行するには、なんと、船を手配することから始めなくてはならないのです。
「ものがたり観光行動学会」といたしましては、この嘆くべく実態に一石を投じるべく、現在この企画に果敢に挑戦中です。
さてこの企画、実現するや否や(船の手配が不可能となった場合は、別途「陸の河童企画」といたします)。
090728
毎日新聞にシンポジウムのレポートが掲載されました
毎日新聞27日大阪夕刊に、先日行われたものがたり観光シンポジウム in 河内長野──旅すれば観光学習都市の記事が掲載されました。当日パネラーとして参加した松井宏員理事によるレポートです。ぜひごらんください。
こちらは2009年6月11日に朝日新聞夕刊に掲載された白幡洋三郎さんの記事「ものがたり観光のすすめ」です。あわせてご覧ください。



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![「ものがたり観光」のすすめ[ちいさな旅すぐそばに] 「ものがたり観光」のすすめ[ちいさな旅すぐそばに]](http://narrative-tourism.org/media/1/20090803-asahi20090611th.jpg)


